近世史料館の建物は、旧専売公社の煙草工場として明治44年に建設着工、 大正2年に完成したもので、赤レンガ造り・2階建・全長280mの回廊式の建物でした。 昭和47年に煙草工場は移転し、翌48年から建物の取り壊しが行われましたが、この赤レンガの建物の一部を金沢市が譲り受け、同54年に市立図書館(現・玉川図書館)の別館として保存・活用し、後世に永く残すこととなりました。 本建物は、昭和59年には「金沢市指定保存建造物」に指定され、さらに平成8年、国(文化庁)の「登録文化財」の指定を受けました。 | |
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